自称週末小説家の独り言

投稿者 BOOTS MAN | ラベル: , | Posted On 2011/11/14 at 23:05

この本、『大人が読むケータイ小説』、大人が読むと言っても官能小説のケータイ版ではありません、念のため。
この本は、2006年にソニーデジタルエンターテイメントが主催した『第1回ケータイ文学賞』の各賞を受賞した作品を集めたものです。

この頃はケータイ小説が脚光を浴びて、アマチュアが書いたケータイ小説がよく書籍化されたり、いくつかの作品は映画化されたりもしていました。

実は、この本の中に私が書いた作品も載っているのです。私の場合は残念ながら賞は獲得できなかったのですが、読者投票数が上位であったということで受賞者の方々と一緒に掲載していただけることになったのです。

この頃の私はケータイのブログに洒落半分で短編小説を書き始めたばかりで、まさか自分の書いたものが複数の著者の作品集という形であれ書籍化されるなんて夢にも思っていませんでした。

でも、ちゃんとこうして現実にAmazonでまだ販売されているのですから考えると不思議な気持ちになります。
この本に載ってる私の作品。自分で言ってしまえばおしまいですが、下手くそです。
実に下手くそ。もう一度チャンスが与えられるなら、もう一度書き直したいぐらいです。
こうして一旦活字になってしまえばブログ小説のように簡単に書き直しや加筆は不可能ですよね。
この後からもケータイ小説ではなく、原稿用紙に幾つか作品を書いて、それなりにトレーニングの成果が出てきてはいるとは思うのですが、コンテストへの参加までには至っていません。
小説家志望の友達からも、とりあえず片っ端からコンテストに応募することを奨められているのですが、応募するからには担当者を唸らせるほどの自信作で勝負したいというところです。
最近も新しいテーマで小説を書き始めたばかり。
まだまだ修行の身であります。
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